開業したクリニックや調剤薬局がどんな材料・資材を使用し、技術面でも安心できるのか、どんな工法で作られていくのか知ることはとても大切なことです。
Doctor&Pharmacy Solutionの標準仕様はメーカー部材から厳選されたものだけを使用しています。
クリニック・調剤薬局づくりの中身は、見えなくなる部分(見えない部分)だからこそ知っておいてほしいと思います。
他では教えてくれないクリニック・調剤薬局づくりのすべてをお見せします。
地震大国日本ではいつどこで大地震が起きても不思議はありません。
現在の日本国内の建築基準法では住宅に関する耐震強度の規定は定められておりますが、残念ながら住宅と同様の構造でも非住宅という分類になるだけで明確な規定がありません。そこでDPSでは住宅と同様の規定に準拠し耐震等級3と同等の建築物を施工しています。
Doctor&Pharmacy Solutionでは災害時の活動拠点である消防署や警察署と同じ耐震等級3で建築しています。
Doctor&Pharmacy Solutionでは地震に強いツーバイ工法を採用しています。
壁の厚みも断熱性能の向上を目指し、140mmの厚さであるツーバイシックスで建築しています。
2×4より1.6倍の厚みとなり、その分断熱材の厚みも増えるため断熱性能が高くなります。
2×4から2×6にすることで鉛直強度が1.57倍、曲げ強度が2.47倍になります。これにより地震や強風に強い施設になります。
鉛直強度とは力の向きであることから、圧縮力・引張力・せん断力を言い、曲げ強度とはひずみ・たわみを言います。
シロアリからクリニック・調剤薬局を守るためには未然に防ぐことがとても大事です。Doctor&Pharmacy Solutionではキソパッキンを基礎の上に設置し、自然の風を利用した床下環境を作りシロアリを寄せ付けません。
点ではなく面で支える「新しい板」で地震からクリニック・調剤薬局を守ります。 熊本地震などの大地震でも倒壊ゼロの事実は「面で守る壁」です。地震に強いクリニック・調剤薬局の理由がこの構造用パーティクルボード「novopanSTPⅡ(ノボパン)」です。
人の健康と省エネを考えたクリニック・調剤薬局づくりで、断熱性能はとても重要です。床下、壁内、天井裏と見えないところで実は大切な役割を果たしています。断熱材の性能にこだわるということは、健康リスク削減、光熱費削減などたくさんのメリットにつながります。
断熱性能とセットで考えなければいけないのが、気密施工です。
いくらクリニック・調剤薬局を断熱性能で高めて温めても隙間だらけでは何の意味がありません。
Doctor&Pharmacy Solutionでは全棟気密検査を実施しています。
クリニック・調剤薬局の雰囲気が決まる外壁や屋根材ですが、保証や製品の品質も気になります。
外壁や屋根は日差しや雨風から建物を守るだけではないと知っていますか?
さらに外壁材の裏側に貼る遮熱シートでさらにクリニック・調剤薬局の断熱性能をアップさせています。
知って得するメンテナンス方法も知っておいてください。
日本の施設の多くは外気をそのまま取り込むため、ウイルスや花粉などを防ぐことができません。VLR70は排出する空気の熱で、取り込む空気を暖めながら取り込むことで省エネ性を高めています。
また高性能フィルターを通すことで室内にウイルスや花粉、PM2.5などの微細な粒子のほとんどを吸着して室内を清潔な空気に保ちます。
給湯コストを下げる小型電気式瞬間湯沸かし器「EIL」
清潔な環境に保ち続けることが重要な医療関係の施設ではこまめな手洗いが給湯の主な用途となります。手洗いは少量の湯を頻繁に使うという特性があり、貯水式の電気給湯器は常に大量のお湯を保温しておくためロスが多くなりがちです。小型の手洗い用に設計された電気式瞬間湯沸かし器「EIL」では蛇口をひねったところから、数秒で温かいお湯へと温度を上昇させますので、貯水型と比べて無駄なく給湯を行えます。
喉の悪い方やお年寄りの方など、声を出すのが大変な患者様に対して吸音パネルを設置することで診察の際など、残響をなくし、聞き取りやすい環境を作ることができます。
診察時に体力が弱って小声で話したりする時に、ストレスを感じる事なく医師が普通に聞き取れる音の環境、雑音が医師の耳に届くこと無く診察に集中できる環境作りの為の吸音パネルを設置します。
●アルミと樹脂のハイブリット構造で、優れた断熱性能を実現。
●“いつも”“もしも”安心、安全に使える窓。
●空とつながる窓辺が、想像力を掻き立てるデザイン。
●ガラス選びや窓まわりの工夫でさらに快適&省エネ。
ドアは医療施設の地域に応じた最適な断熱性能を選ぶことが重要です。寒冷地向けの断熱仕様になっている「K2仕様」を採用することにより、より高い断熱効果と省エネ効果となっています。K2~K4は、その断熱性能の違いを表す区分となります。K2~K4仕様の断熱性能は、K2仕様の方が断熱性能が高くK4仕様の方が低い性能です。K2の本体の厚みは40mm、本体の断熱材の他に、枠にも断熱枠、ガラス部分にはLow-E複層ガラスが使われています。
◦多様なサッシ厚にフィットし、窓周りの雨水、結露水の漏水をブロック
◦使用するサッシに対して施工性を明確にし、キレイな納まりを実現
◦両面テープ搭載で現場調達がなく、施工が簡単
◦「シールドコーナーS」と合わせて使用することで、窓周りの防水処理がスムーズに行える
◦雨水の漏水事故を予防するだけでなく、結露水の浸入も防ぎ、住宅の耐久性がアップ
高気密でないと高断熱仕様にしてもその性能を発揮できません。では実際に高気密施工になっているのかということですが、これは気密検査を実施しないとわかりません。気密検査の数値は隙間相当面積(C値)という数値で確認します。
隙間相当面積(C値)は下記の数値が参考になります。